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夏がきた!鱧がきた! [おいしいお店:番外編]

おまけのうどんツアーが先になってしまいましたが、、
今日のメインイベントは、夏の風物詩“鱧”です。。

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実は、鱧デビューしたのはほんの数年前。
生まれ育った三重県では、鱧を食べる習慣があまりなくって
おいしい鱧にめぐりあったことがなかったせいかあまり好きでも
キライでもなかったのですが、周りの生粋の関西人がホンマ
おいしいって!!と、力説するので、夏休みを利用して、
鱧づくしの宿でデビューを果たして以来、淡路島へ鱧ツアーが
恒例となっております。


続きはこちら↓
今年は、いろいろ予定が立て込み、残念ながら泊まりで出かける
ことができず、半分あきらめかけていましたが、仕事と私用の合間で
急遽できた休日を利用して、日帰りで出かけることとなりました。

泊まりの場合は、鱧のコースのあるお宿ですが、今回は日帰りのため
お寿司屋さんをチョイス。

ネタのこだわりと、ご主人の人柄が評判のお店です。
残念ながら鱧のコースは4人からとのことでしたので、一品で頂いて
ついでに夏の淡路の味を堪能私用という計画です。

鱧のおとしを贅沢にも1人前ずついただきました。
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まるで、花びらのように広がった様子から、身の分厚さがわかりますが、
とても一口では食べきれない立派な鱧。
でもこれでもまだまだ小さいのだそうです。
こちらで、頂ける鱧は瀬戸内海のもの。
京都の鱧は淡路島でとれるものが多いと聞きます。
沼島(ぬしま)や由良(ゆら)が有名です。
でもご主人曰く、由良や沼島を回って、瀬戸内海へ入ってきた
鱧は、えさをたっぷりと食べて、まるまるしているのだそうです。

鱧をもう一品、鱧の子の卵とじです。
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舌触りのよい、ほんのりこくのある鱧の子を絶妙なふわふわ加減の
卵とおだしが包みます。

地の旬もいただきました。ニシ貝という貝のお造りです。
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お造りですから、生のはずなのに、香ばしく、焼いたような旨みと甘さが
口いっぱいに広がります。

淡路島のサザエは角がないということも教えて頂きました。
そのほかに、温暖化で海水温が上がったり、砂地が減ったりして
いかなごが減っていること、原因が不明で赤ウニも減っていることなど
淡路島の海の環境がかわりつつあることも伺いました。
淡路までいけば、豊富に新鮮な魚介が沢山取れると思っていたので
とても驚きました。

その貴重な赤ウニもふくめて、おまかせの握りです。
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こちらのご主人は、海のことやお魚のことに詳しいだけでなく、
本当に食べにきた人に満足してもらいたい!という気持ちが
あふれるステキなおとうさんでした。

おすすめの食材や、調理方法などお店のこだわりを駆使し、
お客の予算内で、自慢の料理をおなかいっぱい食べてもらいたいと
苦心してくれました。

注文をうければ、注文どおりに料理を出す。。普通のことです。
でもそれって料理に感動することはあっても、お店に感動することは
なかなか少ないです。

そのお店の持てる食材と技術を駆使して、料理だけでなく
心遣いと思いやる気持ちで、お客の想像を上回る感動をしてもらう。
“お店でお料理を提供する”ということの本質なのかなと思いました。

何を食べたいのか、予算はどれくらいなのかを伝えてでおまかせで頂く
と素敵な感動を味わえる。そんないい勉強になりました。

帰りは、明石海峡大橋を一望する立寄り湯に入ってきました。
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露天風呂もあり、ほぼ同じ景色を眺めながらお湯につかることができます。

高速代上限1000円のうちにまた絶対行きたいです♪


*お店情報*
 福寿し
 メニュー:一品料理とにぎり寿司(おきまり、おまかせ、おこのみ)
 予算  :一人5000円~
 感想  :必ず、予約していくのがおすすめ。
       予約をして開店と同時にいきましたが、あっという間に満席でした。

 美湯・松帆の郷
 料金  :大人700円
 

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コメント 2

noie

ハモだ、鱧。次回行かれる時は、ぜひ誘ってくださいませ。
by noie (2009-08-15 00:30) 

ralf

ぜひぜひ。。
行かないといけないコトいっぱいですね~♪

でも、こちらの鱧を頂くと、大阪で鱧がたべられなくなります。。
身の厚さと旨みの濃さが全然ちがって、そこいらの鱧では
納得できなくなっちゃいます。。
by ralf (2009-08-17 00:36) 

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